八丈島の移動手段はどれがおすすめ?レンタカー、レンタルバイク、レンタサイクルで比較

旅行で迷うことの一つが移動手段。島内には公共交通機関もありますがその便数は多くありません。

そこで便利なのが乗り物のレンタルですが、自転車・バイク・車のどれが一番適しているでしょうか?島の事情とあわせて、比較してみました。

八丈島の絶景を巡るなら

01. 島の地形

八丈島の面積は69.11㎢で、山手線の内側(約63㎢)より少し広いくらいの大きさ。
大きい島ではありませんが、八丈島は絶景の宝庫で、見どころ満載の島です。

島のまわりを一周するとおよそ42km。フルマラソンとほぼ同じ距離ですね!
Google先生によれば自転車だと約3時間、車なら約1時間15分程度でまわれるようです。ただしこれはどこの観光地にもよらず、お昼も食べずにひたすら移動した場合。

絶景スポットで写真を撮ったり、八丈グルメを味わったりするのであれば1〜2日、釣りやシュノーケルを楽しむのであればもっと、時間がほしいところです。

また八丈島は西山(通称 八丈富士)と、東山(通称 三原山)が並んでできている島なので、観光スポットは山の上にいくつもあります。

たとえばこの記事で出てくる、

登龍峠展望台

みはらしの湯

大坂トンネル展望台

ふれあい牧場

は、いずれも山の上。
登ったり下りたりと、高低差があるのが島の特徴のひとつです。

電動自転車がマスト
楽に登れる
楽に登れる

02. 島の天気

八丈島は雨が多く、またとても変わりやすい天気が特徴です。
私が訪れたのは夏でしたが、先ほどまで晴れていた空が一気に曇り、スコールに見舞われたことも。ただ島の方曰く夏の天気の急変はよくあることで、雨はすぐにやむよ、とのこと。

レイングッズは必須アイテムです。

レインコートを要準備
レインコートを要準備
雨でも影響なし

03. レンタル価格

八丈島のレンタル事情を調べてみたところ、一日のレンタル価格はおおよそ以下の通りでした。

レンタサイクル 2,000円〜
レンタサイクル(電動)3,000円〜
レンタルバイク(スクーター) 4,000円〜
軽自動車 約8,000円〜
普通自動車 約11,000円〜

二人以下なら、安いのは自転車もしくはスクーター。
三人以上だと、レンタカーの一人あたりの金額が並んでくる感じです。

あと、スクーターとレンタカーは、これ以外にガソリン代も考慮する必要がありますね。

ガソリン代もかからない
少人数におすすめ
大人数ならレンタル代を割れて安くなる

04. 自然との近さ

自然との近さって何?と思われるかもしれませんが、私はこのポイントを一番推します。

移動の最中に足元に綺麗な花が咲いていたとか、止まった時に後ろを振り返ったら思わぬ絶景が広がっていたとか、雨が降ったあとの木々のにおいや、暖かい風など。これらは車に乗っていては気がつかないか、半減してしまうのではないでしょうか。

そんなに大きくはない島だからこそ、島の自然を近くで感じることに魅力がいっぱい。
快適さを多少捨てても、味わう価値はあると思います。

五感で島を楽しめる
五感で島を楽しめる
移動中の自然との近さはあまりない


スクーターで自然と近い旅を

ここまでの4つの観点から比較した結果をまとめてみました。

地形的には
天気的には
価格的には
自然との近さ的には

独断と偏見に満ちた判定の結果、八丈島巡りにはレンタルバイクをおすすめします♡(笑)
一人旅の方や自然が好きな方には特におすすめ。移動の時間もひとつの楽しみとして、ゆっくり自然を感じながらスクーターで走ってみてはいかがでしょうか。

くれぐれも、暑さと雨の対策はしっかりしていってくださいね。