ハワイでもっとも美しいと言われる、ラニカイビーチ。ラニカイビーチへは、各社がオプショナルツアーを出しており、人気のツアーのひとつのようです。
絶景好きとしては行っておかねば!と、今回はツアーではなく地元民も使うローカルバスを乗り継ぎ、自転車をレンタルして遊びに行ってきました。
この記事では、ラニカイビーチへの行き方・自転車の借り方&使い方・ラニカイビーチの絶景を紹介しています!
※ 現地の最新情報は必ずご自身で確認してください
ラニカイビーチの場所
ラニカイビーチは、オアフ島の北東部にあり、ホノルル中心部とは約25kmくらい離れています。
またラニカイビーチの隣には、カイルアビーチがあり、ビーチの内陸側にあるカイルアの街にはレストランやカフェ、レンタサイクル屋さん、ファーマーズマーケットなどがあり、とても賑わっています。
ラニカイビーチまで直行する行き方もありますが、今回は、ホノルル中心部から「The BUS」でカイルアまで行き、カイルアの街で自転車をレンタルし、自転車でカイルアビーチ〜ラニカイビーチへと遊びに行きました。
↓ The bus
カイルア
↓
ブーツアンドキモズ
↓
カイルアビーチ
↓
ラニカイビーチ
「The BUS」に揺られて
The BUSについては以下のサイトにとてもわかりやすくまとめられています。
ここにもあるように、カイルアへは67番のバスに乗れば、乗り換えは必要ありません。
Google mapsで検索したところ、6〜17時は約30分間隔、それ以降最終バスまでは約1時間ごとに出ていることがわかります。
ちなみにその先のラニカイビーチまでバスで行きたい場合はカイルアで671番に乗り換える必要があります。
余談ですが私が訪れたのは現在の路線に改変される前で、当時67番のバスはなく、ダウンタウンで乗り継いでカイルアへ。
ダウンタウンのサウス・キング・ストリート周辺はオフィスのようなビルが多く、あまり観光客らしい人は見かけず、人々は足早に行き来している印象でした。
バス停の椅子にホームレス(?)のような雰囲気の方が寝ており、やや離れたところでバスを待機。今はせっかく直行のバスがあるので、是非ともそれに乗るべきです。
The BUSでは大きな荷物は持ち込めず、膝の上に置ける程度までということから、バッグには必要最低限のものたちを入れて、乗り込みました。
・タオル2枚(1枚は敷く用)
・日焼け止め
・飲み物
・ビニール袋
・iPad(電子書籍を読む用)
カイルアを自転車でおさんぽ
カイルアの街からは、自転車で10〜15分の範囲にカイルアビーチやラニカイビーチ、移転したパンケーキの有名店ブーツアンドキモズがあります。
歩きだと場所によっては30分近くかかり、日陰は少なく炎天下の中を歩くことになるので、熱中症の危険もありあまりオススメしません。
また車だとラニカイビーチには駐車場がほとんどないため、カイルアビーチの駐車場に車を停め、1.5km程度歩くことになります。
原付バイクについては、私の知る限りカイルアにレンタルできるところがありません。
カイルアビーチからラニカイビーチへ行く途中にひとつ坂がありますが、そこ以外は平坦なエリアなカイルアの街。小回りが利く自転車でまわるのが、一番オススメです。
私が借りた自転車は、前輪ブレーキは日本と同じ仕様(ハンドブレーキ)ですが、後輪はバックペダル式というブレーキで、ペダルを逆にまわすとブレーキがかかる仕組みでした。
最初は意識して走ったり止まったりしましたが、ゆっくりと10分も走っていれば慣れるので大丈夫。
ブーツアンドキモズでブランチ
せっかくカイルアを訪れたなら、絶対食べたいのがブーツアンドキモズのマカダミアナッツソースのパンケーキ。
コロナ禍以前については、午前10時ですでにレストランのまわりが順番待ちの人たちでいっぱいになるような混雑ぶりでしたが、とても美味しいので待ってでも食べたいところ!
一人の場合には、"SHORT ORDERS"(メニュー画像左下)がおすすめ。普通のメニューだとパンケーキは3枚なのですが、SHORT ORDERSだと2枚で、値段も少し安くなります。
マカダミアソースナッツパンケーキの生地はとてもモッチリ。マカダミアナッツのソースは甘すぎず、程よい甘さで、とても美味しい。
パンケーキも美味しかったのですが、個人的にヒットしたのはこちらのほうれん草とキノコのチーズオムレツ!
オムレツを引き立てるほうれん草ときのこの程よい味付けで、そこにチーズがコクを添えていて、とっても美味しかったです。
パンケーキは、時間が経つとソースがしみてしまうと思い食べきりましたが、オムレツは、半分くらい食べたところでお腹がいっぱいに。
そんなときは店員さんに言えばお持ち帰りボックスに入れてもらえます。
ランチボックスを持って、ラニカイビーチへ!
ブーツアンドキモズは2021年5月に移転し、現在は「Enchanted Lake Shopping Center」の中にあります。
営業時間が13:00 or 14:00まで(曜日によって異なる)なので、ビーチに行く前に訪れるのが◎。
天国の海、ラニカイビーチへ
お腹を満たしたら、いよいよラニカイビーチへ!
街の中心は道路が大きく片側2〜3車線あるところも。海に近づくにつれ、徐々に道端が狭くなり、歩道がないところもあります。
海に近づくとはじめに見えてくるのは、カイルアビーチ。ビーチの手前には、カイルアビーチパークの芝生が広がります。
カイルアビーチからラニカイビーチへは、途中に坂があるので頑張ってのぼ・・・り切れなかったので、自転車を押してテクテク。ちなみにこの坂道は、海側にしか歩道がありませんので注意してください。
坂をのぼるのは疲れましたが、登りきったところから後ろを振り返ってみて!高いところから見渡すカイルアビーチは絶景です♡
そしていよいよ、坂を越えると見えてくるのはラニカイビーチ。
坂を下りたら、二股の分かれ道はそのまま左の道へ。
自転車を停める場所を探しつつ進みますが、住宅街のため、駐輪禁止の看板がけっこう立っていました。
"Ocean Access 5"と書かれた海への小道まできたところで、自転車をくくりつけられそうな金網の柵を発見したので駐輪。盗難されないよう、金網にくくりつけます。
小道を抜けると目の前に広がるのは、アクアブルーの海。どこを切り取っても絶景です。
正面に見える二つの小さな島は、左側がモクヌイ島、右側がモクイキ島というそうで、左側の島には上陸できるようです。
木陰にテントをたてて中でくつろぐ人、音楽をかけてノリノリな人、ビーチボールで遊ぶ人。みんな他人のことは気にしていないので、一人で行ってもじゅうぶんくつろぐことが可能です。
わたしはというと、木陰にバスタオルを敷き、寝転がって漫画を読み、おなかがすいたら海を眺めながらランチボックスのオムレツでひるごはん。
絶景を目の前に、とっても贅沢な時間を過ごしました。
こんな人におすすめ
人がいっぱいのワイキキビーチもいいけれど、ちょっと冒険気分で足を伸ばしたい人や、オアフ島で最もきれいな海を見たい人におすすめ。ただしトイレがなく、ライフガードもいないといった点は注意です。