座間味島にある、泊まれる古民家「琉球古民家COCO」。
今年の夏、ここに三泊してきました!
ホテルステイとはひと味違う一棟貸切の魅力を、やどの食事やアメニティ情報とあわせてお伝えします。
座間味島にある、古民家のやど
まず古民家COCOの場所ですが、港のある島の中心部から一山越えた島の東側、阿佐地区にあります。
ここは港からは車なら5分かからずに着きますが、徒歩だとちょっと気軽に行き来できる距離ではありません。
途中には結構きつい坂があるため、自転車にもやや不向き。
阿佐地区は港周辺と違い周辺に夜に営業している飲食店はなく、静かな立地です。
そのため、毎晩飲み歩きたいという人にはあまり向いていないですねー。そのかわり、宿でいただいたごはんがとても美味しくてかつとってもオシャレ!(→宿のごはんが美味しすぎる)
港と宿とのエリア間の移動には、1〜2時間に1本程度ですが、バスが出ています。
バス停は宿からすぐで、大きな通りに出た向かい側(港側)にあります。
座間味島 村営バス 座間味港↔︎阿佐 | |
約5分 | |
300円 |
しかしながらバスの本数は少ないため、宿のスタッフさんに事前にお願いをすれば、車を出してもらうこともできます。
朝港やビーチまで送ってくれたり、夕方宿まで乗せていってくれたりします。
昼間はCOCO kitchenの営業もあるとのことで、前日のうちに相談しておいた方が◎。
ごはんの支度に宿に来てくれるタイミングで一緒に乗せてもらうとスムーズでいいですよ。
琉球古民家で島暮らしきぶん
赤瓦の屋根にシーサー。
古民家COCOの外観は、イメージにある沖縄の古民家そのもの。
お家の中には、リビングルームと寝室、キッチン、テラス、バスルーム、トイレがあります。
洗濯機がありますが、洗剤は各自持ち込みです。
テラスにはハンガーがたくさんあり、洗濯物を干すことができます。
が、湿度が多いせいか?風が通らないせいか?ただ干すだけでは乾くのが遅く、テラスに置いてある超強力扇風機(業務用でよくみるやつ?)の風をあてたほうがベターです。
× 洗剤・柔軟剤・歯ブラシ・洗顔・化粧水・乳液・ヘアアイロン・ブラシ・ナイトウェア
あと三味線?のような楽器が置いてあり弾いてもいいよとのこと!
ご近所さんへの配慮は忘れずに。
おしゃれで美味しい、沖縄料理
古民家COCOの一番おすすめポイントはなんといっても食事です!
食事は予約時につけるかどうかと、内容を選ぶことができます。
今回は三泊すべてに夕食をつけてもらい、そのうち一日をBBQコースにしました。
夕食の用意は古民家のキッチンでつくってくれ、準備ができるとテラスへ呼んでくれますよ。
沖縄県産のきびまる豚などのお肉5種盛り
地魚のお刺身
たっぷりサラダ
そうめんチャンプルー
焼きおにぎり
ベリーのムースケーキ
二日目の夕食はきびまる豚のしゃぶしゃぶ、三日目の夕食は手巻き寿司。
メインもさることながら、ラフテーの角煮やすき焼き風煮物、カジキマグロのカルパッチョなど、副菜もとびきり美味しかったです。
また、朝ごはんにはふわふわの焼きたてパンを使ったサンドイッチや、きびまる豚とゴーヤの豚汁などをいただくことができます。
古民家COCOでいただく食事は、夕食・朝食ともにとってもオシャレ!
かつボリューミー、そしてとってもおいしかったので、ぜひ頼むことをおすすめします♡
琉球古民家で島暮らしきぶん
寝る時はリビングルームのとなりの畳の部屋におふとんを敷いて、蚊帳をつり、その中で寝ます。
古民家COCOには扇風機はありますが、冷房はありません。
暑い夏に大丈夫かな?と私も少し不安でしたが、陽が沈むとそこまで過ごしにくくはなく、扇風機があれば普通に朝まで寝ることができました。
また蚊帳ははじめての経験でしたが、吊る時に虫が入らないように気をつければ、蚊帳の中に蚊などの虫が入ってくることもなく快適。
逆に気になったのが、外で鳴いているフクロウの声!
イメージとしてはキャンプのテントの中できく、外の虫の音と鳥の声といったところでしょうか。
特に水場や夕暮れ時。玄関前の水道にいると蚊の餌食になります。
部屋や廊下、玄関などに定期的に蚊取りスプレーをしておくと、◎。
幅広い層におすすめ
古民家COCOは一棟貸切なので、一人旅からファミリーまで、さまざまな方に向いていると思います。特に宿でのんびりしたい方にはおすすめ。
ぜひごはん付きにして素敵な時間を過ごしに行ってみてくださいね。
琉球古民家COCO | |
〒901-3401 沖縄県島尻郡座間味村阿佐37 | |
朝食・夕食付き 13,000円/人 | |
チェックイン 15:00 チェックアウト 10:00 | |
https://www.coco.okinawa/ |