都内の竹芝から日帰りでも行ける、伊豆大島。
でもせっかくなら、島に一泊してのんびり島をまわってみませんか。
今回、そんな島旅にぴったりな素敵な古民家宿を見つけてきたので、食事やアメニティ情報とあわせてお伝えします。
はぶの家の場所
今回宿泊したのは築100年の古民家宿、「はぶの家」。
はぶの家があるのは伊豆大島の南側で、東海汽船の竹芝からの船が到着する岡田港や元町港は島の北〜西側にあるため、港からは車での移動が必要になります。
レンタカーを借りない場合、伊豆大島内を走る大島バスを利用することになります。
はぶの家の最寄りのバス停は「上の山」で、宿まではバス停から徒歩5分。
バスの本数はあまり多くないため、公式サイトで要確認してくださいね。
大島バス 元町港↔︎上の山 | |
約40分 | |
690円 |
大島で最安なのはJSオートレンタカー。
うまくいけば一泊なら4〜5,000円で借りることができます。
ただしやはりかなり人気で(!?)満車が続いており私は借りられませんでした。
早めの予約をおすすめします!
築100年を楽しむ
格子の柄が印象的な、築100年の古民家「はぶの家」。
同じ敷地内にオーナーのお住まいがあり、イメージ的には離れのような感じでしょうか。
玄関の前にはちょっとしたテラスも!
敷地内で車の向きは変えられないので運転にはご注意を。
築100年ときくとびっくりですが、お家の中はよく手入れされており、古色の柱や家具が風情たっぷり。
部屋の中は落ち着いたブルーとブラウンで統一されており、シックな雰囲気がとってもおしゃれです。
一方で水まわりはしっかりとリノベーションされており、バスルームや洗面台は現代的なので困ることはありません。
ルームウェアも作務衣と浴衣が選べたり、アメニティも揃っているので居心地◎。
× 柔軟剤・メイク落とし・洗顔・化粧水・乳液・ヘアアイロン・ブラシ
余談ですが、公式サイトの設備の説明の犬の絵がかわいいので、ぜひご覧になってみてください(笑)
お母さん手づくりの島ごはん
はぶの家では、プラス2,000円〜(私のときは2,500円でした)で夕食をつけることができます。
Booking.com等の予約サイトで部屋を予約したあと、電話で食事の追加をお願いしました。
夕食はオーナーであるお母さんがつくってくださるのですが、そのお料理がとってもおいしい!!♡
当日採れたお魚をお刺身にしてくれたり、名産の明日葉の天ぷらが食べられたりと、新鮮なお魚とお野菜をたくさんいただけるメニューになっています。
明日葉、お芋の天ぷら、かき揚げ
餃子風ちくわ揚げ
ぶりの照り焼き
酢豚
冷やっこ
めっかりのお味噌汁
ごはん
デザート(シャインマスカット、ぶどう)
お味噌汁にいたっては、お母さんが海に潜って採ってきた貝なのだそう!
このお母さん、三原山のトレッキングガイドもされており、バリバリ現役です。
そんなお母さんが採ってきてくれた貝のお味噌汁は、出汁がよく出ていて身体に染み渡るおいしさでした。
また品数とボリュームもすごいです。
おかずも盛りだくさんな上に、ごはんはおひつに、お味噌汁はお鍋で持ってきてくれます。
朝ごはんも夜ごはんに負けないボリュームで、ニラのオムレツや牛肉炒め、干物、オクラの鰹節和えなど旅館レベルの朝ごはんです。
デザートには巨峰と梨をいただき、夜ごはんと合わせて秋の味覚をたっぷり楽しめました!♡
ぜひ宿泊される際には、朝夕ともにごはん付きにすることをおすすめします!
島で過ごす、静かな夜
古民家といえば布団を敷いて寝るイメージですが、はぶの家には、フローリングスペースにシングルベッドがふたつ用意されています。
畳の部屋にも布団を敷けばあと4人は寝られるので、グループでの泊まりも可。
また希望する場合には、畳の部屋に布団を用意してもらうこともできますよ。
スマホの充電などどうしても必要な場合には、延長コードを持参するのがベスト。
東京の島暮らしを体験するなら
はぶの家は、ひとり旅でもグループでも楽しめる、すてきな古民家でした。
徒歩数分の場所にはお酒やおつまみ、お菓子、調味料、カップラーメンなどを購入できる高林商店があり、車があればトウシキ海岸まで足を伸ばせます。
ぜひごはん付きではぶの家に泊まってみてくださいね。
はぶの家 | |
〒100-0212 東京都大島町波浮港16 | |
朝食・夕食付き 7,000円〜/人 | |
チェックイン 15:00〜18:00 チェックアウト 10:00 | |
habunoie.com |